進学会ホールディングス (9760)
22年7月1日に1000円分のクオカード、7月28日に自社経営の学習塾やスポーツクラブで利用できる3000円分(500円券×6枚)の割引優待券を、3月権利確定分の優待品として届いた。100株保有で年1回貰うことができる。
クオカードは額面通りの優待価値となる。割引優待券は、市場での取引価格を参考とすると、3000円分だと取引が成立していなかったり、成立してもほぼ利益がない状態のようなので、ほとんど価値はない優待と看做すことにする。
9月2日の終値320円に対して、配当金7.5円、優待価値はクオカード分の1000円のみとすると、利回りは5.47%となる。配当とクオカードだけで中々の高利回りだ。北大学力増進会・東北大進学会・東大進学会・名大進学会・京大進学会・九大進学会・AIオンライン塾「Go・KaKu」といった学習塾や、スポーツクラブZipを利用される方にとっては、市場では価値の低い割引優待券が額面通りの価値になるので、14.84%もの凄まじい利回りになる。ただ気になるのは、長年続いていた配当金15円が7.5円へと減配されることが予定されていることと、それでも配当金を賄えるほどの利益が出ていないということだ。見かけ上は高利回りだが、更なる減配や優待改悪(割引優待券は販促の意味合いもあるので大丈夫な気もするが、特にクオカードが危ない)の可能性がちらつく。
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