東京ソワール （8040）の優待到着
22年3月31日に優待券が届いた。店舗やオンラインストアで20％オフになるクーポンだ。この会社は、女性用礼服を販売している会社だ。そもそも礼服は頻繁に購入するものでもないので、この優待券はほぼ使いどころがない。
こういった割引券タイプの優待券は悩ましい。利用するケースも当然あるのだが、当該商品に使える割引券は、何も優待券だけでなく、無料で手に入る各種クーポン券があるし、割引率も優待券と遜色なかったりする。無料で手に入るクーポン券の存在を考えると優待券の割引率そのままをベースに優待価値に換算するのは実際の価値を表していないと思う。また、セール時期に購入すれば、同様の割引を得られるケースもあるので、割引券タイプの優待券の必要性は低いと感じる。よっぽど定期的に購入するような店舗の優待券だったり、５割引きとか大きな割引率の優待券なら、保有対象とするのは意味があると思う。
昨日の終値940円に対して配当０円、私にとっての優待価値０円なので、利回り０％である。
この銘柄の購入当時にどういう理由で購入したかは今となっては定かではないが、恐らく優待銘柄ということと、当時の配当がそこそこあったのと優待券の価値を相当甘く見積もって購入したのだと思われる。株価自体はほぼ購入当時と変わらないため、今までもらった配当や優待券を考えると赤字ではないので売却するのも手ではある。しかしながら、この銘柄はフリージア・マクロスという投資ファンドが大株主として参入しており、現経営陣とバチバチにやりあっているのが非常に面白い。一株主として、この渦中にいて側で見られることが興味深いし、フリージア・マクロスが一般株主に賛同を求めて送ってくる書面も読んでいると面白い。その意味でこの銘柄を保有し続けることに価値を見出している。この銘柄に関しては、インカムゲインが０になってしまっているので、フリージア・マクロスとのやり取りの中で、株価が上昇してくれることを期待している。
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