九州旅客鉄道 (9142)の優待到着
22年5月24日に到着した。100株保有なので、JR九州の営業路線内での片道運賃・料金が半額になる鉄道株主優待券1枚、JR九州高速船を10000円に値引きする割引券、JR九州グループの施設・店舗で利用できる優待券500円×5枚=2500円分だ。
九州在住ではなく優待券が利用しにくいため、市場価値で優待価値を調べてみると全て合わせて3000円といったところだろうか。
7月8日の終値2678円に対して、配当は93円、優待価値3000円で利回り4.59%となる。もちろん九州在住の方だったり、毎年九州へ旅行等で行かれる方は、優待価値が上がるので更に利回りが上がることになる。株価はコロナ前の水準に戻っていないが、私がこの銘柄を購入したのはコロナの影響で株価が大きく下がった時なので、現時点で含み益も出ている。やはり市場が暴落しているときに購入できた銘柄は資産増大に寄与してくれる。
重要なのは、市場暴落時に購入できるよう現金を準備しておくことだ。現金を準備するには、高値圏にあるときに少しずつ銘柄を売却しておくことだ。現金以外の資金確保手段としては、信用買取引がある。信用買取引を行うとレバレッジが効くので、上手く使うと資産を増やすのに大いに役立つ。しかし、信用買ポジションが増えると株価が下落局面で追証⇒強制決済の危険が高くなり、下手すれば資金が0になったり、借金を背負うことにもなりかねない。気が気でない日常を送ることになり、相当きつい状態になる。追証⇒強制決済にならないように、信用買ポジションを損切してポジションを減らすことになるが、損切りした損失分の現金が必要になるので併せて現物も処分しないといけなくなる。それでも更に下がるのでまた損切して・・・、というのを何回か繰り返したころに相場が反転するのだが、また下がるかもと思って買い向かえず、結局損だけが残ってしまうということになりかねない。そういう経験をしてからは、信用買取引をする場合は、そこから株価が5割下がっても追証にならない範囲でしか信用買取引をしないようにしてきた。
リタイアした今は、会社員時代とは違い資産運用で失敗することができないので、現物ポジションのみだ。私の場合は資産を増やすステージではなく、維持する・緩やかに費消するステージであるので信用買ポジションは必要ない。信用買ポジションがあると暴落時に冷静な判断が出来なくなる恐れがあるし、現物なら相場回復までじっと待つだけで済むからだ。精神衛生上もよっぽど良い。
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