日本航空 (9201) の優待到着
22年5月18日に3月権利確定分が到着した。300株保有なので、海外・国内ツアー割引券の冊子と株主割引券2枚だ。日本航空の株主優待はANAとは異なり、長期保有による優遇があるのが特徴だ。また、3月権利確定分と9月権利確定分では、保有株数による優待券枚数が異なるのも日本航空の特徴だ。300株保有だと、長期優遇なしで3月権利確定分で2枚、9月権利確定分だと1枚という感じだ。因みに今回の優待においては、継続保有期間が3年未満なので長期優遇分はもらえていない。恐らく22年9月権利確定分からは長期優遇分も貰えるはずだ。
日本航空の優待価値を算出するのには、ANAと同様に市場で取引されている価格を優待価値とする。調べてみると、1枚当たりで2500円という感じだろうか。長期優遇なしで年2回合計3枚で7500円程度が優待価値となる。長期優遇があると、3月・9月権利確定分で1枚ずつ追加されるので、年間合計5枚12500円分となる。なお、優待冊子はほぼ価値はないようだ。
6月29日の終値2412円に対して、配当10円、優待価値を上記で算定すると、利回りは長期優遇なしで1.45%、長期優遇ありで2.14%となる。コロナ前に比べると配当が10分の1以下だし、旅客需要が減って優待価値が下がっているので(優待券の利用期限の延長で優待券がダブついていることも影響していると思われる)、利回りは低い。株価も当然低迷しているので結構な含み損になっているが、保有し続けられるのが個人の強みと言い聞かせて気長に回復を待つつもりだ。
にほんブログ村
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません